真言宗
真言宗について
真言宗(しんごんしゅう)とは
日本の仏教は「弘法大師」によって9世紀の最初に開かれました。「弘法大師」は中国の唐へ渡り、恵果阿闍梨(けいかあじゃり)に師として仕え、教えを受けました。当時、「弘法大師」が学んだ密教を基盤として日本へ帰国した後、真言密教を創立しました。京都の東寺、奈良の高野山を拠点として活動します。真言宗の宣伝以外にも、社会活動や文芸活動などもしていました。真言宗智山派成田山も弘法大師の教えのもとで活動しています。当山にも「弘法大師」が奉じています。
真言宗(しんごんしゅう)と「不動明王」
真言宗のご本尊は大日如来です。太陽の光の如く、宇宙間の森羅万象を照らしている大日如来は、いつでもどこでも様々な姿で現われ、広大な慈悲で衆生を救います。真言宗智山派大本山成田山仙台分院では日本一大きな「不動明王」大仏を祀っています。それは「不動明王」は、密教の根本仏様である大日如来の化身・使者であると見なされているゆえです。
真言密教の秘法 護摩祈祷
護摩祈祷とは、参拝された方がマキ木(護摩木)に悩み・願いを書かれたのをお焚き上げして、その炎をお不動さまに届ける真言密教の秘法です。「皆さんも、特に子供のこと、夫婦間のこと、しゅうと・しゅうとめ間のこと、あるいは自分自身で悩むことなど、一人で気をもまないで、仏さまにおすがりしてお願いされてはいかがでしょうか。幸せの源は家庭の円満ですから。」と大本山成田山仙台分院では話しています。
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